もはや秋(?)の風物詩ですが、今年もiOSDCに参加してきました。
今年のiOSDCはこれまでと違い、早稲田大学からビッグサイト近辺の会場に引っ越しました。会場のすぐ近くにワシントンホテルという駐車場付きのホテルがあって、しかも早期予約のおかげで平均して1泊8000円ちょっとの非常にお得な値段で泊まれて、会場で何か忘れ物しても部屋に取りに行って会場に戻るのに10分もかからなくて、しかもなんと会場からビッグサイトが眺められるので、地方組の筆者には非常に満足度が高い会場でした。ただその代わり、最寄駅がゆりかもめかりんかい線なので、東京組にとっては電車代が今までより多少高くなっているかもしれません…


ちなみに会場の中というと、今回は最近のiOSDCと同じく4トラックでトークセッションを開催し、そして一番メインの会場がトラックAですが、今回のトラックAルームが非常に大きく、今までのAルームとBルームを合わせるよりも大きいかなと感じます。ただその代わり、Bルームはまだそこそこ大きいですが、CルームとDルームは割と小さく、特にDルームは今までの最小記録かもしれません。そのため、トラックCとトラックDは割と満室になることがしばしばありました。一応その解決策として、CルームとDルームの間くらいの場所にサテライトルームが用意されており、満室になったトラックの中継をそこで行われる運用になっています。もし今後も同じ会場で開催されるなら、トラックCとトラックDの部屋の大きさは引き続き今後の課題かもしれません。


またトラックセッションの部屋内は、今までの大学キャンパスと違って基本椅子だけしか用意されていないです。ただPC広げてトーク聞きながらSNSで実況したりコード書いたりする人のために、最前列にテーブル席も部屋の大きさに応じて用意されており、筆者の経験ではほとんどの場合その数は十分でした。1回だけ、最終日のトラックAで開催されるLT大会の直前の休憩時間で一回ホテルの部屋に戻ったせいで、会場に戻った時はLT大会には間に合っていますが、テーブル席は満席でした。ただ今回の場合、テーブル席についての案内が不足してるではないか疑惑も筆者の中にあって、おそらく多くの方はそもそもそのテーブル席使っていいかどうか迷ってることも多いではないかと思います(実際テーブル席空いてるのに、椅子席で頑張って膝にPC広げて使う人もちらほら見かけたので)。来年以降の開催ではテーブル席の案内や確保も課題になるかもしれません。

今年は久々のなんの仕事もないごく普通な一般参加(区分上はパンフレット記事を寄稿したのでスピーカー参加となりますが)なので、トークセッションへの参加が一番多かったです。そこでかなり印象に残ったのは、今年はまつじさんのSlideKitを利用して作られたスライドが非常に多かったことです。特にかっくんさんの発表では、iPhoneでスライドを投影しながら、そのスライドの中にリアルタイムのiPhoneのカメラファインダー映像も組み込まれているのが非常にインパクトを受けました。
また自分も、せっかくなので今年は初めてアンカンファレンスの枠を取って、布教のためにパンフレット記事のハンズオン的なものを開催しました。どうしてもリアルタイムで聞きたいセッションが多すぎてなかなか空きをつかめず、最終的にはDay1の朝イチくらいの枠にしてしまったのでなかなか参加者が集まらなかったですが、まあそれはまた来年に向けての教訓としましょう(というより来年こそトークの応募が当選されますようにw)

というわけで、今年のiOSDCでした。本当は動画素材もいっぱい撮ったのでVlog作りたかったのですが、しばらく体力的に死んでいるので、それはまたいつかにさせてください。それではまた来年のiOSDCで会いましょう!
