インターホンを Amazon Ring Doorbell 4 と Echo Show 15 で置き換えてみて満足した話

※本記事はアフィリエイト記事ではありません。ただ記事の流れとしてはやったことを順番に記しただけなので退屈かもしれません。

戸建を買いましたが、残念ながら最初からついてるインターホンはありきたりな Panasonic 製のもので、別に Panasonic が悪いわけではありませんが、ただローエンド機種ゆえピンポン押されても静止画しか撮れず、タイミングによっては押した人が全然写ってないこともあるので、割とかなり前からせめて動画が取れるものが欲しいと思いました。

そしてちょうど最近庭周りのリフォームを兼ねてインターホンの取り替えも(電気工事士の資格が必要のため)業者さんにお願いしていて、最初は普通に同じ Panasonic 製のハイエンド機種にすればよかったと思いましたが、そんな中たまたま AmazonRing Doorbell 4 というインターホン(以下 Ring と呼ぶ)を出してるのを見て、動画も撮れるし、なんならピンポン押される前から動きを検知して録画できるし、うちなんだかんだ言ってアレクサちゃんにお世話になっているし良さそうと思って購入しました。

ちなみに Ring の購入にあたってレビューを結構拝見してて、「バッテリーはついてますが常時電源にしないとタイムラグが結構ある」とのことでしたので、ちょうど電気工事士がいる業者さんにお願いしたのが正解だと思いました。Ring はアメリカの会社が作ったもので、Panasonic などの製品と違って日本では当たり前の親機 100V 二芯ケーブル直結する仕様ではなく、常時電源にしたい場合は通常の電化製品と同じアダプターで電源コンセントから電源取るしかないので、そこが割と苦労しました。ちょうどたまたま玄関ドアの隣の壁の屋内側にアクティブケーブルがついてる照明のスイッチがあるので、無理やりそこの屋外側から穴開けて電源取るようにしました。これで電源が壁の中に埋め込まれたので、インターホンの部分を見ると通常の子機と同じように見えて電源が見当たらないから、悪戯にあったりして電源がとられる心配もなさそうです(まああったとしてもバッテリーで 1 ヶ月程度は持つのでそんなに心配するほどのことではなさそうですが、やはり見栄えが悪いので)。

購入した Ring を取り付けた様子です。この本体の裏に壁穴が開いて、その中に電源アダプターが埋め込まれています。そしてそのさらに裏の屋内側が玄関の照明スイッチです。

ところが運用してみたら早速ちょっとした問題点がありました。誰かがピンポン押したら一応アレクサにも通知を飛びますが、うちのリビングに置いてるアレクサは画面がかなり小さい Echo Show 5 で、しかもインターホンを受けるといった用途を想定してないから場所が微妙に離れていて非常に対応がしにくいです。もちろん Ring はスマホアプリもあり、そこにも通知が飛ばされてそこから応答することも可能ですが、やはりそもそもスマホをいちいち取り出してアプリに入るまでの流れが優雅と全く無縁です。結局ピンポン押されたら確認も通話もせず急いでドアへ向かうしかありませんでした。

というわけで、元のインターホンみたいに、壁に親機みたいなのがあってそこから対応できたらいいなと思いましたが、調べてみたらちょうど最近壁掛け想定の Echo Show 15 が出たのではないですか!というわけで早速購入しました。

ただ、ぶっちゃけ言うと私は Echo Show 15 のスペックが微妙によろしく思っておらず(画面サイズの割には解像度が低いし、縦で使うにはアスペクト比がちょっと細すぎるので)、あくまで一時凌ぎ的なデバイスだと思っているため、付属の専用壁掛けキットではなく、今後の買い替えなども考えると VESA の方がいいと思って、VESA の壁掛けマウントも一緒に買いました。

実を言うと、以前エネファームの導入の時に、やりとりのミスでモニター取り付けのために穴を空けて欲しい場所以外のところで空けられてしまって、ひとまず業者さんがそれを塞ぐパネルを取り付けてくれましたが、それをちょうど活用できるではないかと思いました。

モニター取り付けのために希望していないところで空けてしまった穴と、そのモニターの取り付けのための金具。空いてしまったものは仕方ないので専用のパネルで隠してくれましたが、これは使えると思いました。

と言うわけでその穴にある金具のネジ穴の寸法を公式資料から探してみて、どうやら距離が 101mm だったので、それに近い縦 100mm 開いてるネジ穴を用意されてる VESA マウントを購入しました。どうせその金具に使うネジはかなり細く、逆に VESA マウントの取り付け用のネジはそこそこ太いので、1mm の寸法のずれは問題ないと思いました。

そして届いてみていざ取り付けようとしたら、予想通り寸法はずれてもネジは全然取り付けられますね。

マウントの壁側の金具を元のモニター取り付け金具に当ててみたが、予想通りマウントのネジ穴が結構太くて距離が 1mm ずれても穴の太さに余裕で吸収できます。

ただもちろんこのままではネジの頭が細すぎてそもそも取り付けができません。でも問題ない、そのためのワッシャーがあるじゃないですか。と言うわけで測ってみたら取り付けに使う元のモニター取り付け用金具のネジが M4 のネジなので、マウントのネジ穴よりもはるかに大きいが構造的突起に干渉しない外径 16 のワッシャーを買ってきました。

ネジにワッシャーをかぶせてみた感じです。

ワッシャーのおかげで、細いねじで太いネジ穴を塞ぐことができて、VESA マウントを固定できました。

ちなみにこの既存の壁穴を利用する最大のメリットは、電源ケーブルをその穴に隠せることです。うちに猫もいますし、何より見栄えがかなり悪くなるので、なるべく壁に電源ケーブルとかをぶら下げたくないから、いつも配線モールを使っていますが、これで余ったケーブルをその壁穴の中に入れておけば見た目もスッキリしてとてもスマートになります。

このように配線モールから出た余分のケーブルを壁穴に隠せるので、とても便利です。

これで無事 Echo Show 15 を専用の壁掛けキットではなく、汎用の VESA マウントで壁に取り付けました。

最終的な完成図です。

そしてこれで運用してみたら Echo Show 15 と Ring の相性も結構良くて、Ring でピンポン押したら Echo Show 側で全画面でインターホンのカメラ映像が見えて、そこから画面上のボタン一つで屋外と通話もできるので、前みたいにピンポン押されたら画面探す時間が勿体無くて結局急いでドアに向かうしかない問題が解決され、これまでのインターホンとほぼほぼ同じ利用体験ができてるかと思います。強いて言えば Echo Show 15 から履歴が見れないようですが、まあそこは緊急性がなくてスマホアプリから見てもそれほど問題を感じないため、よしとします。

さらに理想を言えばこの Echo Show 15 の電源も、Ring みたいに壁の中に埋め込みたかったですが…それも流石に電気工事士の資格が必要だったり、そもそもどうやって埋め込めばいいか微妙にいまいち具体的にイメージできない(アダプターをどうやってその細い穴から通してあげるとか)ので、現状はこれで満足しています。

いかがでしたでしょうか?これで Ring Doorbell 4 や Echo Show 15 に興味を湧いたら、ちょうど今日から Amazon プライムデーセールが行われており、Amazon プライム会員なら Echo Show 15 なら 42% OFF の 17,480 円Ring Doorbell 4 も 31% OFF の 16,480 円で購入できますので、是非この機会に試してみたらいいじゃないでしょうか。

※ただし注意が必要なのは、Ring に SD カードスロット的なものがないためローカル録画機能がありません;そして履歴を確認するためにはクラウド録画機能が必要ですが、それを利用するには有料の Ring プロテクトプランに入る必要があります(他にもいくつかの機能がありますが、単純にドアベルトしてピンポン押されたらその場でリアルタイム通話をしたいだけなら追加料金は発生しない…はず)。一応 2023 年 3 月 31 日まで無料体験できますが。

※繰り返しですが本記事はアフィリエイトではありません。ただ Amazon さんもしこの記事にいいと思ったら、べ、別にギフトカードをくれても良くってよ()